リスティング広告
検索連動広告でブーストアップ
SEOでもMEOでもGoogleに評価され上位表示をしないと、誰にもみてもらえない可能性が高いわけですが、どちらも今日対策を行ったからといって、今すぐに効果が出るようなものではなくウェブサイトやGoogleマイビジネスを地道に育てて行く必要があります。
その結果が出るのは、1か月後かそれとも1年後なのかGoogleにしか答えは出せません。
ですが、今すぐに検索エンジンの上位にウェブサイトを表示させる方法が1つだけあります。
それがリスティング広告です。
リスティング広告とは
リスティング広告は、GoogleやYahoo!で何かを検索したときに、検索結果の上下に表示される「検索連動型」の広告のことです。
上の画像はスぺースの関係で広告は上下2つずつしか表示されていませんが、「オンライン英会話」で検索すると、上4つ、下3つリスティング広告が出ています。
広告ではない検索結果を自然検索と呼びますが、これは10サイト表示されます。
仮にSEOを頑張って半年後に自然検索で1位を取ったとしても、リスティング広告を広告だと思わないユーザーからすると5位にしか見えませんね。
つまり、リスティング広告をすることで、条件さえ満たせば購買意欲の高いキーワードで今すぐにでも上位に表示させることが可能になります。
また、説明用の画像はGoogle広告ですが、Yahoo!に検索連動広告を出稿することでYahoo!の検索結果に表示させることもできます。
リスティング広告は、1回クリックされるごとに課金されていく仕組みになっていて、英語だと「Pay Per Click」なのでそれを略してPPC広告と呼ばれることもあります。
その他にもいろいろな呼ばれ方をしますが、一般的には下記のような呼ばれ方をします。
- リスティング広告
- 検索連動広告
- PPC広告
- サーチワード広告
表示されるだけでは料金は発生しませんが、人気のキーワードでは単価が高騰していて1クリックあたりの単価が数千円になることもめずらしくありません。
リスティング広告が表示される検索エンジン
リスティング広告は、Google広告、Yahoo!広告の2社ですが、それぞれにパートナー企業があり、2社以外の検索エンジンでも表示されます。
例えば、Googleのパートナーは、goo、BIGLOBE、AUone、ライブドア、niftyなどで、yahoo!のパートナーはエキサイト、日経ネットなどがあります。
とはいえ、日本国内の検索エンジンシェア率は2021年6月現在でPCではGoogleが77.66%、Yahoo!が14.35%、スマホではGoogleが74.96%、Yahoo!が24.59%とこの2社がほぼ独占していますので、GoogleとYahoo!だけ気にしていれば大丈夫です。
⇒ Desktop Search Engine Market Share Japan
⇒ Mobile Search Engine Market Share Japan
リスティング広告の料金
リスティング広告の料金体系はクリック課金とよばれ、検索ユーザーがクリックをした時点で課金される仕組みになっています。
前述しましたが、表示されただけでは料金が発生せず、1クリック毎に課金されていく仕組みです。
掲載順位について
広告が表示される順位は、入札形式となっていて基本は入札価格が高いほど検索順位が上位になりますが、低品質な広告が表示されるのを防ぐために品質スコアというものが設定されていて、入札価格の他にこの品質スコアも上位表示の指標となっています。
掲載順位=入札価格x品質スコア
また、入札価格には最低入札価格が設定されており、それ以上の入札価格でなければ広告は表示されません。
最低入札価格はキーワードによって変動し、人気のキーワードほど高い金額になります。
品質スコアについて
品質スコアは広告の品質を評価した指標の1つで、指標は1~10の10段階で評価され10が最も良い評価となっています。
品質スコアを決定する要素は、広告の推定クリック率、キーワードと広告文の関連性、キーワードとリンク先のランディングページの関連性だと言われています(公式の発表ではありません)。
詳しくはGoogle広告ヘルプページをご覧になってみてください。